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気象情報サービス体験し、コンテンツづくりを学ぶ

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CEC「産業協力情報授業」

 「いつも見ていた天気予報の裏側が見られた気がした」「普段何気なくTVで見る天気予報だけど、少し違った視点で見てみるのも良かった」

新コンテンツサービスを考えよう!

 千葉県内の高校2年生での授業の様子だ。この授業は、コンピュータ教育開発センター(略称:CEC)「産業協力情報授業」の一環として、NPO法人企業教育研究会が企画し、(株)ウェザーニューズの協力の下、行われた。授業内容は教科情報「情報社会を支える情報技術」の発展である「気象情報を活用した新コンテンツサービスを考えよう!」。今回は、その授業の様子を取材した。

サービスを学ぼう!

 授業では、同社の喜田勝さんが学校を訪れ、気象情報サービスの基本的な仕組み、気象コンテンツサービスについて具体例を交えて説明を行った。
 例えば、コンビニエンスストアなどに対して、天気や気温によって売るものや個数などのアドバイスを行う「流通気象コンテンツサービス」や、ゴルフやスキーなどのスポーツを実施する際に、天気や気温、風向、風量などによってプレーのアドバイスを行う「スポーツ気象コンテンツサービス」などを説明した。さらに、子どもたちは携帯電話を使い、モバイルコンテンツサービスを体験。携帯電話を使い、天気や気温・風向・降水確率だけでなく、利用者から投稿された桜の開花情報や雨情報などを熱心に見ていた。

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サービスを提案しよう!

 授業の後半では、子どもたちが「中高生向けの気象コンテンツサービス」を考え、提案を行った。子どもたちからは、湿度情報とオススメの髪型をケータイで配信する「湿度で決めよう今日の髪型」や、天気とグランドコンディションなどを提供する「インターハイ天気情報」などのアイデアが出た。
 さらに、授業の最後には、講師のこれまでの人生の転機をグラフ(人生転機グラフ)にして紹介。仕事のきっかけや、これまでの仕事の苦労ややりがいなどを説明した。
 授業を終えた子どもたちは、「天気なども奥が深いなと思った。それに利用者の事も考えて情報をつくるのも難しいと思った」「ウェザーニューズの仕事や桜の咲く頃の話も聞けてよかった。自分たちでサービスを考えるのもたくさんの案が出て面白かった」と感想を話した。

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