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遊びながら学ぶ環境!

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TOTO株式会社と連携したボードゲームの開発

 地球温暖化が深刻化する中、個人の環境配慮行動の重要度が増してきている。しかし、個人の行動でどのくらい二酸化炭素(以下CO2)を減らすことができるのかについては、なかなか分かりづらい。
 そんな個人の環境配慮行動とCO2の削減量の関係を学べるボードゲーム「グリーンライフゲーム」をTOTO株式会社(以下TOTO)とNPO早稲田環境教育推進機構が共同開発した。

環境配慮行動を遊びながら学ぶ

 「グリーンライフゲーム」は、すごろく式のゲームになっており、さいころを振りながらお金とグリーンポイント(GP)を獲得する。グリーンポイントは、環境によい行動をするともらえ、グリーンポイントの多い少ないで順位を決定する。ゲームは、2ステージ制になっており、プレイヤーがエコ生活をしながら大人へと成長していく。
 マス目の内容は「テレビを見ていないときは主電源を消した +1GP+1万円 CO2‐2g」「休日に買い物をして余分な包装を断る +2GP CO2‐24g」といったように日頃から実践できる項目を設定。また、TOTOの節水・節電型商品(グリーン商品)に関するマスも設置し、TOTO商品と環境の関係性も学べるようになっている。
 ゲームの途中でグリーンポイントが0になった場合には「ゴミが島」に強制移動したり、途中で家を購入したりなど、楽しめるイベントも用意。

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小学校の授業で実践!

 埼玉県本庄市立本庄南小学校の5年生を対象にグリーンライフゲームを実施。
 生徒からは「このゲームをして環境によいことをいっぱいしてみようと思った」「環境のゲームでたくさんのことを知りました。また機会があったらやりたいです。」「エコがとても大切だということを学んだ。特に水の使いすぎに注意!」といった感想。楽しみながら環境について勉強できたようだ。

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