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教職員向け研修会 全国に講師を無料派遣

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「考えよう、ケータイ・スマートフォン」~情報モラル授業プログラム~

 ソフトバンクモバイル株式会社とNPO法人企業教育研究会(ACE)が制作した情報モラル学習教材「考えよう、ケータイ・スマートフォン」は、2012年6月以降、数多くの学校やPTA、青少年育成団体などから無料配布の応募を受けている。
 教材配布とともに、全国の教育委員会や教育研究会、学校などの要請を受け、教員向け研修会に講師を派遣している。2012年10月、東京都八王子市教育センターで行われた同市の生活指導主任研修会の中で「考えよう、ケータイ・スマートフォン」の内容を体験する講座が行われた。

教材の活用法を体験

 研修会には、市内の小中学校の生徒指導主任が参加。講師はACEのスタッフが担当した。まずは、教材制作の背景を紹介した上で「考えよう、ケータイ・スマートフォン」の授業の流れを模擬授業形式で体験する。
 スマートフォン利用の特徴として、アプリケーション(アプリ)により様々な機能を追加できることを紹介。さらに、ネット上で交流することができるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)について簡単に解説する。
 次に、NHKエデュケーショナルが制作した約10分のドラマ教材を視聴。スマートフォンを使い始めた中学生がSNSにハマり、トラブルにつながるような行動をする映像の中で、どこが問題なのかを見つけ出す。その後、参加者がグループを作り、見つけた問題点について話し合う。どんな意見が話し合われたかを全体で共有した後、その先の授業展開や教材の内容が紹介された。
 最後に、中高生がよく利用しているSNSの仕組みや、フィルタリングなどの対策方法、トラブルが起きた時の相談先などを紹介して、60分の講座は終了した。

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さまざまなテーマの研修会に対応

 受講した教員からは「世の中でよく起こると予想される内容が提示されていて、児童・生徒が考えることができる。持ち始める前に指導したい」「すでに依存に陥っている生徒もいるので、主人公の姿を通して自らを振り返り、より良い使い方を身につけさせたい」などの感想が出された。

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